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MDによる音楽の編集の際、
例えば、「1番と3番だけがつながった歌がほしい。」
という曲の編集をしたい方の参考になればと、この文章を書いています。
とはいえ、十分にコツを伝える文章が書けたとは思いませんが、とりあえずの形ででも表現することがまず大切だと考えました。

ここでは仮に、「ドレミの歌」をA、B、C、Dに別けて、
Bだけを取りのぞくとします。

A=(1番)
「ドはドーナツのド、レはレモンのレ・・・シは幸せよ、さあ歌いましょう」

B=(間奏)
「ドミミ、ミソソ、レファファ、ラシシ、・・・ソドラシドレド」

C=(2番)
「ドんな時にも、列を組んで、みんな楽しく・・・幸せの歌、さあ歌いましょう」

D=(エンディング)
「ドドレミファソラシドソド」

この、間奏のBの部分を消して、1番と2番だけをつなぎたいわけです。
それも、リズムを途切れさせずに、歌って不自然にならないようにつなぎたいのです。
MDを使っての編集では、まずこの曲を録音したMDに切れ目を入れます。
A、B、C、Dの「、」の部分に切れ目を入るわけです。
(そのためには「、」の部分でポーズボタンを押して曲を止め、そして「divide」「分割」などという機能を使います。)
(簡単に切れ目を入れると言いますが、なかなかこれが大変!)
(と言うか、都合のいい部分に、切れ目をいかに入れるかを書いています。結論を聞きたい人も少しだけ読み飛ばしましょう。)

うまく切れ目が入れば、BをDのずっと後に「移動」「Move」させるなり
あるいはBを「消去」「erase」するなりすれば、
めでたく1番と2番がきれいにつながります。

「、」の切れ目がうまく入っていれば、自然なリズムでつながるのですが、
そう簡単には切れ目が入らず、10分の1秒程度でもずれてしまうと、どうも妙な感じになります。
これは誰の耳にもおかしく聞こえてしまうから困りもの。
「切るべき部分の音」を聞いて、音で切ってしまったことが原因でしょう。

さて、ではいよいよ一番大切な、自然なリズムでつなぐ方法の紹介です。
(最初に断っておきますが、ここから先は、あまり文章にするには馴染まない事柄です。文章で全ては表現できないでしょう。表現できない部分は、御自分で練習なすってつかみ取るしかないでしょう。練習と慣れは、どんな技術にも必要です。
体に身につくまでやり方を探っていくのです。これを読んだからといってすぐには出来ません。コツを読み取ったら、後は繰り返し練習して、初めて出来るようになります。)

コツは「リズムで切る」ことに尽きます。

「切るべき部分の音」を聞いて音で切るのではなく、リズムで切ります。
ともかく、リズムで切るということ。
切る部分が次のようになっているとします。 *は休符です。
「さあ、うたいましょ***、ドミミ*ミソソ*レファファ・・・」
          上の「、」の所で切って
「さあ、うたいましょ***」「ドミミ*ミソソ*レファファ・・・」
という二つの部分に分けることができたら成功ですね。
分けるにはポーズボタンを押すという操作をします。
この時、何を聴いてポーズボタンを押すかということです。

実際には、休符の所でも伴奏の音は流れています。
 

「さあ、うたいましょ***、ドミミ*ミソソ*レファファ・・・」
          音音音
            ↓
         この「音」を聞いてからポーズボタンを押せばいいかと
              思いがちですが、これでは必ず失敗します。
音を聞いてから切れ目を付けていたのでは、リズムが崩れてしまうのです。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
正解
正解は、リズムを聴いて押すことです。リズムを聴いて、リズムの切れ目で切ります。
  「さあ、うたいましょ***、ドミミ*ミソソ*レファファ・・・」
1234  1234 1234 1234
              ▼
           この「4」に合わせてポーズボタンを押します。
そのためには
何小節も前からリズムを
指で実際に刻むことが大切です。
何度も繰り返し練習、試行しましょう。

全く同じことを B=(間奏)の終りについても行ないます。
同様にリズムの切れ目の「4」に合わせて切ります。
リズムが4で合っていれば、二つをつなぐ(combine)と自然なリズムで聴くことができます。

もちろんこれは応用次第で、両方を3などで切ることもできます。リズムが両方合っていさえすれば、つなぐと(combine)とても自然に聞こえます。
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この文書のキーワード (インターネット上の検索にかかりやすくするための処置)
MDを使って、リズムを崩さずに曲と曲をつなぐ。 
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