知覧特攻平和会館 三角兵舎

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陸軍特別攻撃隊の正しい史実を伝える施設です。
ここで、特攻に出る兵士が幼い子供たちに宛てた、いずれ大きくなったら読めるようにと、カタカナでしたためた遺書に出会いました。
子供に分かるように平明な文章で書かれているので分かりやすく読め、その優しさに涙がこぼれそうになりました。


ちなみに、私のページで扱っている軍艦防波堤の三艦のうちの「涼月」「冬月」は、戦艦大和を護衛していました。大和たちの任務は、はっきり言ってしまえば、この特攻隊の攻撃が少しでもうまくいくように、その身を米国の飛行隊の攻撃にさらし、攻撃を集中させ、日本の特攻隊の方に攻撃が(少しでも)向かないようにするため、そのために「死ぬ」事でした。大和たちも、特攻隊同様、命と引き換えの攻撃を命ぜられていたのでした。
この御縁があるので、わざわざここを訪問した次第です。


建物の中は撮影禁止でしたので、
外の三角兵舎を撮りました。
三角兵舎の中です。兵士たちの寝泊りしたような毛布が、今にも使えるようにしてありました。
鉄兜です。こうして並べて使っていたのでしょう。横に水筒らしきものも見えます。
兵舎の中には、各地から訪れた人々の捧げた千羽鶴がありました。
外から見た様子です。壁がないので、兵舎は半分地下にあります。
入り口の観音様です。英霊たちの平和への祈りがかないますように
知覧特攻平和会館ここにあります。