長生きな桜一輪

桜と言えば散りゆくもの。この当たり前の常識が、目の前でくつがえされている。

私は、こんなに花が長生きするなんて思いもしないで、初めはただの記念撮影をしただけだったのです。
それがまあ、長生きすること、生きること。なんと21日間、杯の中で生き続け、わが家を楽しませてくれました。生け花とかの世界では、ひょっとしたら当たり前のことなのかもしれませんが、
私には奇跡です。
水も替えていないのですよ。たまに注ぎ足したりはしましたが。
信じられないことでした。不思議です。どこまで生きるのだろうかと、記録にしました。

2005年4/9
初めてわが家に桜がやってきた日。
翌日には枯れるだろうと、せめて撮影だけでもと、一枚撮りました。
何気なく、公園で一輪摘んできただけでした。桜の枝を折るのは馬鹿だけど、一輪だけなら許されるかなと。
クリックすると大画面で見られます。
4/9
食卓の上で花見です。
4/13
ふと気がつくと、桜がまだ生きているよ!
4/14
今日もまだ生きている。
4/15
今日も!
4/16
今日もだよ
4/18
まだ生きてる
4/19
信じられない
4/20
何も変わらない不思議
4/21
今日も変わらず
ちょっと花びらが水に沈んだ
4/22
ほんの少し、雄しべがしなびたかな
4/23 朝
4/23
 例会から帰って、たった今撮った。
今日で、15日間、桜の花が一輪、食卓の杯の中で、水も替えないのに生きている。水を替えるために引き上げると、それだけでか細い花びらが傷つきそうなので、敢えて替えていない。
4/24 朝。
今朝も元気である。16日目
この作業も、面倒くさいので毎日はできませんでしょう。
4/24 夜。今日もまだ生きていた。そこはかとなく、ピンクが濃くなったようにも感じる。あしたも可憐に咲いているだろうか。奇跡は続く。
4/25 17日目 雄しべが下に曲がってきた。いよいよかな。でも、まだみずみずしい花びら。
4/26 18日目
4/27 19日目
わが家の君子蘭も確か五年目ですが、ほとんど水もやらないで、日もささないで、世話もしないのに、今年もまた花を付けてくれました。
4/28 遂に20日目。朝。中央部に、カビが生えてきて、その周囲が黄色くなり始めました。
4/28 夜 だいぶまいっています。
4/29 21日目 
11:10 もういよいよ可哀想な状態です
4/29 15:33 
これ以上、カビに犯されるのを見るに忍びなくなり、君子蘭の足下に安置することにしました。
最後の姿です。クリックすると大画面で見られます。
この君子蘭の足下に安置しました。
さようなら。ありがとう。

















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